娘の保育園を探していたのですが、結局、入れませんでした。
知らないことばかりで、驚くことも多かったので、その顛末を書き残しておきます。
第一子が生まれた家庭の多くが、ここでつまずくのではないでしょうか。
我が家も、まさにそうでした。
まず前提を少しだけ。
保育園には「認可」と「認可外」があり、入り方も選考も、かなり違います。
| 認可保育園 | 認可外保育園 | |
|---|---|---|
| 契約先 | 自治体 | 園と直接 |
| 入園の主軸 | 4月入園 | 随時 |
| 途中入園 | 空き次第・点数選考 | 随時受付(空き次第) |
| 選考 | 保育の必要度を点数化 | 園ごとの基準 |
| 保育料 | 世帯所得で変動 (自治体ごとに差あり) |
園が設定 (補助制度あり) |
ざっくり言うと、認可は「点数で決まる椅子取りゲーム」、認可外は「時期は自由だが、人気園は結局空き待ち」。
どちらにしても、思っていたより、ずっと狭き門でした。
我が家の場合、妻の復帰が急に決まり、突然、保育園が必要になりました。
そこからの大慌てです。空きが出るかも読めず、認可外もタイミングが合わず。
申請はしてみたものの、やはり難しかった、という話です。
認可の選考は、家庭ごとの「保育の必要度」を点数にして決まります。
点数は大きく2つ。働く時間の長さで決まる基礎点と、家庭の事情で加減される調整点の合計です。
図にすると、こんなイメージです。
| 働き方 | 点数のイメージ |
|---|---|
| 時短勤務 | 低め(就労時間が短い) |
| フルタイム | 高い(基礎点は満点ライン) |
| フルタイム+夜勤 | さらに加点されることも |
| フルタイム+常時待機 (書類上は日勤) |
加点は乗りにくい ← うちはココ |
※点数の付け方や加点の項目は、自治体によって大きく異なります。お住まいの地域の基準をご確認ください。
働く時間が長いほど基礎点は高く、夜勤や変則勤務があるとさらに加点する自治体もあります。
両親フルタイムなら基礎点は満点ライン。
私たちは共働き+夜勤や待機あり。だから正直、大丈夫だろうと思っていました。
ところが、落とし穴が。
私の働き方は、IVRの仕事柄、24時間・365日いつ呼ばれるかわからない待機があります。
この「待機」が、点数の仕組みにうまく乗らない。書類の上では、ただの日勤として扱われてしまうのです。
実際の拘束は長くても、点数の世界ではそう見えない。
呼ばれる頻度が多いわけではありません。それでも、いつでも動ける状態でいる。
その拘束が数字にならないのは、なんとも言えない気持ちでした。
書類の上では、我が家はごく普通の共働き家庭。それ以上でも以下でもありませんでした。
保育園は決まらないまま、妻の復帰は近づいてくる。
預け先がない、という現実だけが残りました。
悩んだ末に出した結論は、それぞれの職場の保育園に、娘を連れて行くことでした。
勤務先に併設された保育所であれば、なんとか受け入れてもらえる。
ありがたい話ではあるのですが、問題は距離です。
自宅から職場までは、決して近くありません。毎日、娘を連れてその道のりを通うことになります。
仕事をしながら子どもを見るというより、まずは通勤からが勝負、という感じです。
妻が本格的に復帰してからの日々を想像すると、それだけで大変そうですが……
頑張るしかないと言い聞かせながら、それまでにできることを、できるだけ終わらせていきます。
完璧な解決ではないけれど、今できるのは、これくらいです。
親になると、思いどおりにいかないことばかりだなあと、しみじみ感じています。
— ◆ —
同じように、保育園の壁にぶつかっている方も、たぶんいると思います。
点数が足りない、空きがない、時期が悪い。理由はいろいろですが、悔しさは同じかもしれません。
これから育児が始まるお母さん、お父さんにも、こんな現実があるんだと知っておいてもらえたら。
そして、もし同じ壁の前にいるなら、一緒に頑張っていけたらと思います。
今日も村のすみっこから、書いていきます。

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